マイクロ波加熱

マイクロ波加熱

300MHzを超える高周波での加熱を、マイクロ波加熱という用語を用いて呼びます。 直接的にないし中間に導波管を介してマグネトロンで発生したマイクロ波エネルギーは、処理を行う物質が置かれている加熱炉(ヒートチェンバー)の中へ送られます。(図1)

さらに均一な加熱を行うには、回転皿(回転ディッシュ、回転板)または扇形(ファン)モード攪拌器を取り付けた加熱炉(ヒートチェンバー)デザインを用います。

Frequency dependence of the dielectric properties of water

図 1.エネルギー発射点があるマイクロ波加熱炉の概念図